小さな丸い好日

皆さんはこの夏、どんな夏でしたか？
私は富士川でラフティングに挑戦しました


ラフティングは8人乗りのゴムボートに乗り、一人１本オールをもって急流下りをするもので、
今回は富士宮市にある「ナチュラルアクション アウトドアツアーズ」というところで体験しました。

まずは説明と身支度。
ラフティングは自然と触れ合って、川を楽しむものなので、
ヘルメットをつけ、水着やウェットスーツの上にライフジャケットも着てと、
念いりに準備をします。

その後、ガイドさんから説明を受けます。
どのボートにも１人ガイドさんが付いてくれます。
どのガイドさんも自然大好き！アウトドア大好き！という方々ばかり。
自然とスポーツを愛し地元から世界各地を旅して帰って来た方々が中心となっています。
皆さんアウトドアの資格なども積極的にとられていて、自然のことならお任せといった感じ。

この日はおよそ6kmのコースを2時間掛けて下りました。
流れがなだらかなところではボートの上に寝そべって青空の中に飛ぶ鳥を見て自然を満喫したり、
川の中に入って流れを楽しんだり、
激流では同じボートに乗っている仲間やガイドと気持ちを一つにして真っ白な波を乗り越えたり、
また、途中の岩場では水面から6ｍくらいのところから、
勇気を振り絞って自分の中の壁を越え、絶叫と共に水に飛び込んだり…
と2時間自然を満喫しました。




ガイドさんは本当に川に詳しく、2時間下っている間も、
「ここはこういう流れになっている」とか、
「ここは水の流れが止まる場所なんだよ」など、
不思議なスポットにも案内してくれました。

その中でガイドさんは「水」についても話してくれました。
地球の70%は水で、そのうち淡水はなんと１％しかないそうです。
そのたった1％の水が、雲となり、雨となり、地面にしみ込み川となり海に出る。
その途中で飲み水として、生活用水として私たちの中を流れているんです。

ラフティングやキャンプなどをしないと自然のすごさってなかなか感じられませんが、
こう考えると私たちの生活も自然の一部なんだと思いますね。
もっと身近で、当然のように大切にしなくてはいけないものだと感じる一方、
川の急な流れを見ていると、少し気を抜いたらけがをしたり命を落としたりするんだと思うと
やっぱり自然の偉大さを感じずにはいられませんでした。
普段安全なところで便利な生活をしていると、野生の感じというか
本能みたいなものが訛りがちですが、
自然の流れに見事によみがえらせてもらいました。

終わった後のBBQもサイコーにおいしかった！